NO.15
出口王仁三郎直筆 掛軸 惟神霊幸坐
「かんながらたまちはえませ」
王仁三郎曰く
『 どんな時でも「惟神霊幸倍坐世」を忘れたらあかんで、惟神霊幸倍ませ
と念じる心は、神様の御心のままに神霊の幸福をたまわりませ』という意味や。
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紙本 真筆・本物保証
表具 187 x 42cm
本紙 127 x 31cm |
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本紙の状態は良いです。表装は新しく仕立て直してます。桐箱入りです。 |

出口王仁三郎、『惟神霊幸倍坐世』について曰く
どんな時でも「惟神霊幸倍坐世」を忘れたらあかんで、惟神霊幸倍ませ
と念じる心は、神様の御心のままに神霊の幸福をたまわりませという
意味や。
大事なのは惟神、つまり、神様の御心のままにということ。 人としての
最善をつくした上で、あとはどうなろうと神にお任せするという安らかな
態度が、神に向かう人としての まこと や。 己を無にすることも知らず、
がむしゃらに利欲を願うても無駄。
神様はその者の召使やない!
心だにまことの道にかないなば祈らずとても神や守らん。 という古歌を
引き合いに出して、己の無信仰を弁護する者がおる。
一面の真理やが、他面では大変な 思い上がりや、心がまことの道に
かなうようになるために、まず人は祈る。
神に心を振り向ける。 『おれは自力で立派にやる。祈る必要はさらに
なし』というは、 なるほど強くて頼もし気に見えるが、神に日々生か
されていることを知らぬ者の云うこと。
神床に向かって正座し、型通りの祝詞を奏上する。 そこまでいかんでも
嬉しい時に手を合わせてみい。 悲しい時にもや。
道歩きながら、転びながらでも良いのや。
惟神霊幸倍坐世という余裕がなかったら、惟神でも、神霊(かんたま)
でも、神(かん)でもええ。
その一念さえ通ったら、神様は守ってくれはる。」
